
仕事の依頼を受けて、フォトグラファーや制作会社の方が悩むのは、ロケ場所。
制約が少なく、撮影しやすさを考慮する場合、検討されるのが撮影スタジオです。
撮影スタジオを利用するメリット
- 撮影許可申請が楽。
- ロケハンの手間が省ける。
- 撮影だけに集中できる。
撮影スタジオを利用するデメリット
料金がかかる。
どんなスタジオを選べばいいの?
撮影スタジオには、
- 白ホリスタジオ
- ハウススタジオ
があります。
白ホリスタジオは、スタジオ内が白い壁で覆われ、窓がないのが特徴です。
機材レンタルができるので、ライトをしっかり組んで撮影したいときに使います。
一方、ハウススタジオは、自然光をメインとして使用し、住宅風など、日常生活をリアルに演出するときに使用します。
撮影スタジオの効果的な探し方

撮影内容、カット数などの情報を整理します。
ロケで行う方がいいのか?スタジオを利用する方がいいのかを決めます。
ロケを行うにしても、カフェなど撮影場所にお金がかかれば、結果的にスタジオの方が安く済む場合もあります。作りたいイメージプラスコストパフォーマンス、利便性なども考慮し、スタジオを利用するケースも多々あります。
スタジオの最低利用時間には注意!
撮影スタジオは、1時間いくらで価格表示されていますが、そのほかに最低使用時間が設定されています。
最低利用時間は、スタジオによって様々。
2時間しか利用しないのに、最低利用時間が5時間のスタジオを使えば、5時間分の金額を払う必要があります。
ちなみにスタジオフィールドは、スチール1時間1万円(税別)最低利用時間2時間〜。
スタジオ検索サイトを利用してリサーチ
スタジオの大きさ、所要時間、予算、スタジオまでのアクセスを材料に
スタジオ検索サイトやネットを駆使してスタジオを探します。
私がよく利用しているスタジオ検索サイト
Rスタジオ
rスタジオは、都内近郊の自然光スタジオが300件ほど掲載されている
スタジオ検索サイトです。
比較的、おしゃれな物件が多いのが特徴で、イメージ、場所、価格などの条件を絞って検索することができます。

スタジオ候補を仮予約
業界では、キープと呼ばれ、使用日の1週間前までは、仮予約のキープができます。(たまに、即決で仮キープできないところもある)
仮キープは、使用希望日、撮影内容、担当者連絡先を伝えます。
もし第一候補のスタジオが、既に仮予約されていた場合、第二キープとして
抑え、第二候補のスタジオを仮予約します。
第一候補の仮予約の人がキャンセルすれば、自分たちがそのスタジオを使用できるので、第二候補のスタジオをキャンセルします。
撮影スタジオの本予約方法
使用日の1週間前までに決定の連絡をスタジオにします。
決定したら、本予約としてスタジオ使用確認書を記入し、メールまたは、ファックスで送ります。
本予約後のキャンセルは、キャンセル料が発生するので注意!
撮影機材のレンタル
ハウススタジオでも機材を借りられる場合があります。
借りる場合は、フォトグラファーなど使用する人が事前に予約します。
撮影当日の搬入
予約が完了したら、撮影当日に使用するスタジオへ向かいます。
車で向かう場合は、駐車場の有無を確認します。
スタジオによっては、止められる台数に限りがあり、近隣パーキング駐車する
場合もあります。
ビルによっては、エレベーターがないところもあるので、搬入経路に関しては事前確認しておきます。
撮影開始
メイクルーム、着替えスペース、pc台など、撮影をサポートしてくれるアイテムが揃っているか確認します。
あらかじめスタジオと情報を共有しておくことで、撮影がスムーズに進みます。
撮影終了後は、現象復帰
撮影終了後、動かした家具など使ったものは、元の場所に戻す。
撮影スタジオへ支払い
スタジオ使用料、消耗品、レンタル機材などの詳細が書かれた請求書をもらう。
担当者がその場でサインして終了。
初回は、現金の場合が多いので、支払い用の現金を用意しておく。
現金支払いの場合領収書は、忘れずにもらう。