ポートレイトをスタジオで綺麗に撮影するコツ

ポートレート撮影のためのコツ スタジオの場合

ポートレート撮影は、人物を美しく魅せるための芸術的なプロセスです。

良いポートレートは、被写体の表情や個性を引き出し、視覚的な魅力を高める力を持っています。

撮影のためのいくつかの基本的なコツをご紹介します。

1)適切な背景を選ぶ

背景はポートレートの雰囲気や被写体の印象に大きな影響を与えます。

背景をシンプルで無駄のないものにすることで、被写体を際立たせることができます。

前ボケを入れることで、被写体を引く効果があります。

被写体と背景のコントラストや服の色なども考慮し、色の組み合わせにも注意を払いましょう。

カーテン越し撮影スタジオ
西側窓

2)適切なピントと被写体の配置

ポートレート撮影では、被写体のピントを合わせることが重要です。

被写体の目は人間の感情や表情を表す重要な要素です。

また被写体をフレームの正しい位置に配置することが重要です。

一般的に、被写体をフレームの中央に配置するとバランスが取れた写真になりますが、被写体をフレームの側に配置することでダイナミックな印象を考えることもできます。

レンタルスタジオ小道具

全身なのかバストアップで撮影するのか?

その上で、被写体を中央なのか右端なのかなど背景や人物の向きに合わせて配置します。

被写体の特徴や表情を引き出すためにクローズアップの構図を活用する

被写体の顔、目、口元などのクローズアップは、被写体の表情や個性を強調し、視聴者とのエモーショナルなつながりを生み出す効果があります。

構図において、被写体や周囲の要素のラインや形を意識することも重要です。

例えば、対角線や曲線を利用することで、写真に動きや流れを感じさせることができます。

また、三角形や円形の形状を活用することで、写真にバランスと統一感を考えることができます。

被写体のポーズや配置を調整する際に、ラインや形に注目して構図を決めてみましょう。

構図を魅力的にするためには、視点を変えて撮影することも重要です。

通常の視点とは異なる高い位置や低い位置から撮影することで、被写体に新たな魅力や面白しろさが生まれます。

また、斜めからのアングルやトリミングなど、独自の視点を取り入れてみることも構図のバリエーションを増やす方法です。

3)ポートレイト撮影での光の使い方 自然光?ストロボ?

スタジオでのポートレート撮影は、照明環境を完全に制御できるため、被写体を美しく際立たせることができます。

ストロボの場合:ソフトボックスやカーテンなどのディフューザーを使う

自然光に比べ光が安定しています。

ストロボは光の当て方と照明機材の配置に注意が必要です。

一般的な方法としては、被写体の前方や上方から均一に光を当てます。

ライトの光を影をなくし柔らかくするために、ソフトボックスやディフューザーを使用することをおすすめします。

ストロボライティングは、ソフトボックスやディフューザーを使用して余分な影を消すと肌が綺麗に映るよ

これらのアクセサリーは、光を拡散させて均一な光を目指し、被写体に柔らかな、特に女性や子供のポートレート撮影において、ソフトな光は肌の美しさを出す効果があります。

背景全体を明るくする場合は、ライトを天井など間接的に当てる(バウンス光という)

内蔵フラッシュや外部フラッシュを天井や壁に向けて光を反射させるテクニックで、柔らかく均一な光を得る方法です。

光をフラットに再現できるため、屋内でのポートレート撮影におすすめです。

被写体に対して適切な角度でバウンスフラッシュを使い、柔らかい光を受け止めるよう心掛けましょう。

ソフトボックスがない場合は、バウンス光で光を柔らかくできるよ

背景照明の追加

スタジオでのポートレート撮影では、被写体だけでなく背景を引き出すことが重要です。

背景を美しく目立つために、横からの照明を追加することがあります。

ライトを背景に当てることによって、色や質感を強調することができます。

被写体とのコントラストを調整することで、より魅力的な写真を撮影することができます。

スタジオフィールド

4)ポートレート撮影のために最適なカメラの設定は?

フォーカスモードの選択:

ポートレート撮影では、被写体の瞳に焦点を合わせることが重要です。

オートフォーカスモードを使用する場合は、シングルフォーカス(AF-S)モードを選択し、被写体の瞳ピントを合わせます。

絞り値の選択

被写体を際立たせるためにボケを利用することが一般的です。

f2.8などレンズの開放値(小さなF値)を選択することで、被写体との距離を引き出す、美しい背景ボケを発生させることができます。

80mm以上の望遠レンズを使用し、開放値で撮影すると人物が浮き立ちます。

適切なシャッタースピード

ポートレート撮影では、被写体の動きを凍結するために適切なシャッタースピードを選択する必要があります。

一般的には、1/125秒以上のシャッタースピードを使用します。

ただし、被写体が動きやすい状況で撮影する場合は、より高速なシャッタースピードが必要になることもあります。

ISOの調整

ISOはカメラの感度を調整する設定であり、環境の明るさに合わせて調整する必要があります。

ポートレート撮影では、最も低いISO値を選択することがあります。

低いISO値を使用することで、画像ノイズを極力抑え、写真の品質を向上させることができます。

ISO100または400くらいに合わせます。夜など周囲がくらい場合は、絞り値優先で感度を調節します。iso800とか1600とか

ホワイトバランスの設定

ポートレート撮影では、被写体の肌の色を正確に再現するために、正しいホワイトバランスを設定することが重要です。

自動ホワイトバランス(AWB)は一般的に便利です。

プリセットのホワイトバランスオプションを使う場合は、日光、曇り、蛍光灯などを正しく選択しましょう。

スタジオには自然光スタジオといったカテゴリーのスタジオもあります。

自然光スタジオでは窓から入る光を利用し、被写体をより自然に演出することができます。

レフ板やストロボを自然光とミックスしたライティングも可能です。

自然光はポートレート撮影において最も美しい光源の一つです。

特に、日の出や日没時の柔らかい光は肌の美しさを引き伸ばす効果があります。

直射日光を避け、被写体に柔らかな光が当たる場所を選ぶことが重要です。

カーテンや木々による日陰を利用することで、均一な光を得ることができます。

4)コミュニケーションとリラックス:

被写体とのコミュニケーションはより自然な表情を引き出します。

表情の指示を出す際は、明確で具体的な指示をすることが大切です。

千葉のレンタル撮影スタジオ、スタジオフィールドです。スタジオフィールドは、

渋谷からアクアラインで40分と都心からのアクセスが良く、

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当スタジオでは、ミュージックビデオの撮影やアパレルのHP撮影、インテリア、グラビア撮影などで多くの多くのお客様にご利用いただいております。

スタジオフィールド1階: 50平米 3面採光 モノトーンのシンプルな空間

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