ネットショップの商品撮影をしたい!
バンドのミュージックビデオ撮影がしたい!
ネットの発展と動画の普及で法人個人問わず撮影機会が増大しています。
2010年くらいまでは、撮影スタジオをレンタルするのは動画制作会社や出版社などビジュアル制作をする法人が主流でした。
今は専門知識なくとも誰でもスマホで撮影が可能、誰でもショップが持て、誰でもプロモーションムービーを発信できる時代です。
レンタル撮影スタジオを利用してみたい、初めて使うけどどうすればいいの?に答えます。
ハウススタジオってなに?
レンタル撮影スタジオには、2つの種類があります。
- 白いペンキで塗られた壁に囲まれているホリゾントスタジオ(白ホリスタジオ)
- 普通の住宅のような一軒家もしくはマンションのようなスタジオ
ハウススタジオとは、一軒家もしくはマンションタイプで家具があり自然光が入るレンタル撮影スタジオのことを言います。

ハウススタジオってどんな時に使うの?

法人では、WEB通販の商品撮影、インテリアカタログ、雑誌、企業イメージ動画、youtube配信用のミュージックビデオ、ミュージシャンのジャケット撮影、CM、映画、ドラマ、グラビア撮影など多岐にわたります。
個人では、webショップの商品撮影、インディーズのmv撮影、芸能関係の宣材、ウェディングフォト、家族写真、七五三など。
なんでハウススタジオで撮影するの?
白い箱で作られたホリゾントスタジオは、自由な空間を作り込むことができますが、壁などの建て込みの資材費、スタジオ使用料金、ライトレンタル料、スタジオ使用料、人件費など経費が莫大にかかります。
またホリゾントスタジオは自然光が入らず、全てストロボなどのライティングによって作り込んで撮影する時ため、スタッフの人数、専門的な知識が必要です。
一方ハウススタジオの経費は、1時間単位のスタジオ使用料のみで抑えることが可能です。
また日常生活の自然なシーンが出来上がっているため、自然光で撮影すれば、専門的な知識がなくとも、スマホカメラで見栄えのいいビジュアルが撮影できます。
どんなハウススタジオを選べばいい?
ハウススタジオは、東京だけでも900軒ほどあるそうです。
リビング風な場所、オフィス風、ガーデン、和風など内装の種類もたくさんあります。
広さ、価格、備品の有無、運営がきちんとしているかなど借りての不安要素を払拭し、
無事イメージ通りの写真や動画を作ることができるかが重要なポイントになります。
ハウススタジオ(レンタル撮影スタジオ)を選ぶ手順

1)イメージを描く
爽やかな雰囲気の休日リビング風景、朝食のシーン、スタイリッシュな背景など基本テーマを固めます。
2)スタジオの場所、ロケ地の選定

都会、海近郊、季節イメージなどからロケ地(スタジオの場所)を決めます。
例えば都会的なイメージなら都内のハウススタジオから選び、海やリゾートなら千葉、神奈川などが候補になります。
ハウススタジオ検索サイト、ネット検索、SNSを使って情報収集
大体のイメージが出来てきたら、ネット検索例えば、「海、ハウススタジオ」でキーワード検索や画像検索をしてみます。
イメージのスタジオがあったら、ホームページで写真や価格、広さ、場所を確認します。
ネット検索でイメージが見つからなければ、スタジオ検索サイトを利用します。
スタジオ検索サイトは、一度にたくさんのスタジオを探すことができ、写真、価格、場所、広さなど希望にあったスタジオ検索が可能です。
探しやすいハウススタジオ検索サイトとしてRスタジオがおすすめです。
理由は、厳選された撮影しやすいセンスのいい物件が揃ってる、
スタジオ運営がしっかりしている物件ばかりで当日使えなかったなどのトラブルがないからです。
ハウススタジオの候補を決める
画像検索やハウススタジオ検索サイトでイメージに近いスタジオを5、6軒ピックアップします。ピックアップしたスタジオからさらに絞り込むため価格、広さ、設備を確認していきます。
a)価格を基準に選ぶ
ハウススタジオを選ぶ基準の中心に来るのが価格です。
ハウススタジオの相場は、
都内中心部の場合
写真撮影(スチール)、1時間15000円から2万5000円(税別)位、
動画撮影の場合は、1時間2万円から3万円位が相場です。
なお、スタジオには最低限使用しなければならない最低時間が設定されています。
都内の場合、最低利用時間4時間のところが多いです。
例えば、1時間1万5千円のスタジオを最低利用時間4時間で借りると、15000×4=6万円+税になります。
土日祝日、早朝夜間は金額が20%増しになることもあります。
格安ハウススタジオってどうなの?
最近では、空いてる部屋を撮影場所として貸しているレンタルスペースも多くなりました。
レンタルスペースは、撮影用のハウススタジオよりも安く1時間3000円から5000円と位で利用できるものもあります。
広さは50平米ほどで、撮影スタジオとしてはあまり広くないのが主流です。
また、撮影専用ではないので使わない家具、必要な機材がない、無人など使い勝手が悪いものも中にはあります。
b)スタッフ人数、カット数など撮影規模を基準に選ぶ

・少人数で1時間くらいで終わる撮影
3、4人の少人数、カット数の少ない撮影の場合は、広さも設備もそれほど重要ではありません。
価格の安いレンタルスペースを利用するのがいいかもしれません。
Rスタジオの1時間から使えるスタジオやスペースマーケットにそのようなスタジオが載っています。
・web広告やyoutube撮影など10人規模、カット数多い、3、4時間以上はかかる撮影
撮影商品の点数が多い、ヘアメイクなどのスタッフがいる撮影は、場所が狭いと撮影に支障が出ます。
撮影を滞りなく進めるためにも余裕のある広さ、メイクルームなどの設備が充実したスタジオを選択します。
候補のスタジオに仮予約を入れる。
スタジオの候補が絞り込めたら、撮影希望日に空きがあるかの確認と空いていれば仮キープを入れます。
仮キープ(仮予約)って何?
仮キープとは、撮影日の1週間前までなら(スタジオによって日にちはまちまち)キャンセル無料で予約を入れられるよ。というシステムです。
仮キープには、第一、第二キープがあり、先着順でキープが埋まっていきます。
使いたいスタジオは早めにキープを入れておかないと優先権が回ってこない可能性も生じます。
早めにキープは入れましょう。
仮キープはキャンセル待ちのこともあるので候補のスタジオ2、3軒用意しキープします。
ロケハンまたはスタジオ動画でスタジオを確認

スタジオに仮キープをいれ2、3軒に絞り込んだら、
スタジオホームページの動画や現地にいくロケハンなどで部屋の明るさ、広さ、設備、周辺環境など細かい部分を確認します。
ハウススタジオのロケハンってどうやってするの?
ハウススタジオをロケハンする場合、スタジオにロケハンの予約をします。
仮キープの連絡の時に同時にロケハンの予約も入れられます。
ただし、ロケハンは、スタジオに撮影がない時間帯でしか受け付けてもらえません。
必ずロケハンできるとは限らないのでその場合はぶっつけ本番になります。
隈なくホームページの写真や動画を確認しましょう。
わからないことがあればスタジオに直接問い合わせします。
決定の連絡をする
スタジオの使用が決定したら、決定の意向をスタジオに伝えます。
スタジオによっては決定確認書の記入を求められます。
撮影内容の詳細、人数、時間、支払い方法を確認するために必要なことを記入します。
スタジオによって利用規約が違います。お互いにトラブルが発生しないよう、禁止事項等確認し合いましょう。
ハウススタジオ利用当日
a)搬入について
ハウススタジオには5分前くらいには到着しましょう。
駐車場があれば車を止められます。
スタジオの料金は、搬入搬出時間でカウントされます。
予約時間になったらスタジオのスタッフに予約を入れた担当者が挨拶をし、スタジオへ搬入開始可能です。
b)使用の注意
ハウススタジオ利用には家具は引きずらないなど、たくさんの禁止事項があります。厳守です。
・スマホで現状を撮影しておく。家具を移動した場合は現状復帰で返却します。
・ゴミは持ち帰る。なるべくゴミは出さないようにする。ゴミ処理が有料の場合がある。
c)撮影終了
撮影が終了したら、退出準備を開始します。
荷物の搬出がすみ、家具などを元に戻して現状復帰したらスタジオのスタッフに終了の連絡をします。
忘れ物チェックもおこないます。
d)支払い
ハウススタジオの支払い方法は、スタジオによって違いますがおおむね初回現金払いが多いです。
スタジオの請求書に料金の確認のサインをし領収書を受け取ります。
以上がハウススタジオの使い方になります。
コストパフォーマンスがいいおすすめハウススタジオは、スタジオフィールド
スタジオフィールドは、都心からアクアラインで40分。
木更津アウトレットから車で5分の場所にあります。
庭と1階、2階を自由に使うことができ、海ロケなどの近隣ロケ地と組み合わせれば
多数のカット数を短時間で撮影可能です。
画像をクリックすると大きくなります。
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